錆のもとになる成分塩化物イオン(Cl⁻)は、海水・地下水・工業排水などに多く含まれる陰イオンであり、コンクリート中の鉄筋に対して発錆を助長する物質。普通ポルトランドセメントでは、塩化物イオン含有量を0.035%以下と規定しており、それ以外のポルトランドセメントは0.02%以下と規定している。