物体の中で力が加わるときの内部の力応力とは、外部から物体に力が作用した際に、その物体の内部に生じる単位面積あたりの内部抵抗力を指す。力がかかる方向によって、引張応力・圧縮応力・せん断応力などに分類される。単位は通常 N/mm²(Pa)で表される。構造物においては、応力の分布や大きさを把握することが安全性の評価や耐久性の設計に不可欠である。コンクリート構造では、応力の集中や変動がひび割れや損傷の原因となるため、設計段階から適切な応力分散が求められる。