電流が電解液から電極に向かって流れる反応カソード反応とは、腐食電池系において陰極(カソード)で起こる還元反応を指す。コンクリート中の鉄筋腐食では、アノードで酸化反応により電子が発生し、それをカソードで消費して酸素が水と反応して水酸化物イオン(OH⁻)を生成する。この反応の抑制は、鉄筋の腐食防止において極めて重要である。