一時的にこわばるが再練りで回復する現象偽凝結は、セメントに水を加えた直後に急激に硬化したように感じられる現象であるが、これは水和反応によるものではなく、石膏や結晶性成分の一時的な結晶化によるものとされる。再度練混ぜを行うことで可塑性が回復し、施工に著しい支障をきたすことはないが、本来の凝結とは区別すべき現象。