意図的に入れる細かい泡AE剤やAE減水剤などの表面活性作用によってコンクリート中に生成される微細な独立した気泡。連行空気ともいう。気泡は一般にほぼ球形をしており、気泡径は25~250μm程度で混和剤の種類によって幾分異なる。エントレインドエアは耐凍害性やワーカビリティーの向上に顕著な効果があり、空気量が同じでも気泡が小さく、気泡の間隔が小さい場合にこれらの効果が大きくなる。 コンクリートの耐久性向上には、エントレインドエアの適正管理が求められる。