寒い時期に打つ特別なコンクリート寒中コンクリートとは、日平均気温が4℃以下となる期間に施工されるコンクリートを指し、通常とは異なる施工管理が求められる。コンクリートは水分が凍結すると内部損傷や強度不足を引き起こすため、温度管理や加熱、保温などの養生対策が重要となる。JASS 5やコンクリート標準示方書では、施工条件や凍結のおそれを基準に寒中施工を定義している。